スペシャルオリンピックスの創設者ユニス・ケネディ・シュライバーの功績を讃えて、SO第1回夏季国際世界大会を開催した7月20日を中心にEKSデーのユニファイドイベントが開催されています。SON・熊本では1週間早い7月13日に熊本保健科学大学アリーナでSOボッチャとフロアボールの体験会を保健科学大学の学生たちと共同企画・運営で開催しました。
まずは開会式。米満理事長からのご挨拶。
30周年を機に包括連携協定を結んでくださり、会場(エアコンが入っていて快適でした)を提供いただき、学生をボランティアとして参加させてくださった、竹屋熊本保健科学大学学長からご挨拶をいただきました。学長はSOボッチャの試合にも参加いただきました。
司会はアスリートの松永さんと学生の久保さん。2人ともとても上手でした。
日程説明・諸注意、準備運動後は、まずは全員でSOボッチャ体験。今日は、室内のためSOボッチャの硬いボールは使わず、パラボッチャのボールを使いました。1人2球ずつマーカーの間を通す投球を体験してもらいました。
その後、全員で今度はフロアボールを体験しました。シュート体験を行いました。
その後、SOボッチャとフロアボールの両方をする皆さんのSOボッチャを1試合経験してもらった後、SOボッチャとフロアボールに分かれて試合の体験をしました。
SOボッチャは6チームに分かれて、3チームごとにリーグ戦を行いました。ナイスショットも数多く、歓声が上がっていました。
どちらのリーグも全チーム1勝1敗で並び、さらに総得点も同じで、直接対戦結果や失点で順位を決めるという大接戦でした。
フロアボールは4チームに分かれて試合を行いました。4試合を行った後、SOチーム対保健科学大学チームの試合を行いました。こちらも大接戦。1点を先行されたSOチームが終盤に追いつく展開で、1対1の引き分けに終わりました。障がいの有無関係なく、全員が必死にプレーする姿に目頭が熱くなりました。スポーツってすごい力を持っています。
練習の合間でアスリートが学生にアドバイスをするという、ユニファイドイベントらしい素敵なシーンがありました。スペシャルオリンピックスでは、障がいの有無に関係なく共に助け合う共生社会を目指していて、その象徴のようなシーンでした。
閉会式では、学生とアスリートから今日の感想を言ってもらいました。このユニファイドイベントが楽しい時間だったことがよく伝わる言葉でした。Be with All.というSONの掲げるミッションが具現化された半日でした。
最後にみんなで集合写真。
保健科学大学の学生の皆さんとの交流事業は8月10日にバドミントン、17日にはバレーボールで開催されます。こちらにもぜひたくさんご参加ください。10日にはSOチアの皆さんの演技もあります。